スプライン・チャートの作成
スプライン・チャートを作成するには、QSplineSeries にデータを入れる必要がある。QSplineSeries は、スプラインを適切に描くために必要なスプライン・セグメント制御点を自動的に計算する。
auto series = new QSplineSeries; series->setName("Spline");
では、データ・ポイントを系列に追加してみよう。
series->append(0, 6); series->append(2, 4); series->append(3, 8); series->append(7, 4); series->append(10, 5); *series << QPointF(11, 1) << QPointF(13, 3) << QPointF(17, 6) << QPointF(18, 3) << QPointF(20, 2);
データ系列が入力されました。これをチャートに表示するために、QChart オブジェクトを作成し、そこにデータ系列を追加します。チャートの見やすさをよくするために、タイトルとY軸の値域も設定します。
auto chart = new QChart; chart->legend()->hide(); chart->addSeries(series); chart->setTitle("Simple Spline Chart"); chart->createDefaultAxes(); chart->axes(Qt::Vertical).first()->setRange(0, 10);
それからQChart をパラメータとしてQChartView オブジェクトを作成します。こうすることで、QGraphicsView シーンを作成する必要がなくなります。
createDefaultChartView(chart);
©2024TheQt Company Ltd. 本書に含まれる文書の著作権は、それぞれの所有者に帰属します。 本書で提供されるドキュメントは、Free Software Foundation が発行したGNU Free Documentation License version 1.3に基づいてライセンスされています。 Qtおよびそれぞれのロゴは、フィンランドおよびその他の国におけるThe Qt Company Ltd.の 商標です。その他すべての商標は、それぞれの所有者に帰属します。