ParticleSystem3DLogging QML Type
パーティクルシステムの情報を提供します。詳細...
Import Statement: | import QtQuick3D.Particles3D |
Since: | Qt 6.2 |
Inherits: |
プロパティ
- loggingInterval : int
- particlesMax : int
- particlesUsed : int
- time : real
- timeAverage : real
- timeDeviation : real
(since 6.3)
- updates : int
詳細説明
ParticleSystem3DLogging
タイプは、パーティクルシステムの統計に関する情報を提供します。この要素は直接作成することはできませんが、ParticleSystem3D から取得することができます。
プロパティの説明
loggingInterval : int |
このプロパティは、ロギングデータの更新頻度をミリ秒単位で定義します。更新時間が長いと、time とtimeAverage の精度が高くなり、更新時間が短いとデータが最新に保たれます。
デフォルト値は1000
です。
particlesUsed : int |
このプロパティは、このシステムで現在使用されているパーティクルの量を保持します。この値は、パーティクルシステムアニメーションのある時点でparticlesMax に近いはずです。ずっと小さい場合は、maxAmount の値を減らすことを検討してください。particlesMax maxAmount に達している場合、パーティクルは効果的に使用されていますが、lifeSpan に達する前にパーティクルが再使用されている可能性もあります。
time : real |
このプロパティは、各フレームでパーティクルの放出とアニメーションに使用される時間をミリ秒単位で保持します。
timeAverage : real |
このプロパティは、各フレームでパーティクルの放出とアニメーションに使用される平均時間をミリ秒単位で保持します。平均は、過去最大100回のロギング更新の中央50%から計算されます。つまり、loggingInterval が 1000 の場合、これは過去 100 秒間の平均time を表します。これは、現在のパーティクルシステムのパフォーマンスを測定するために使用できます。
timeDeviation : real |
このプロパティは、平均時間の偏差をミリ秒単位で保持します。この値は、結果の中央50%の最大値と最小値の差であり、四分位範囲(IQR)とも呼ばれます。偏差が大きいということは、時間の変動が大きいということなので、timeAverage 、精度が低いと考えられます。
このプロパティは Qt 6.3 で導入されました。
updates : int |
このプロパティは、最後のロギングからのパーティクルシステムの更新量を保持します。loggingInterval が 1000(デフォルト)の場合、これは fps と一致すると考えることができます。
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