Qt WebEngine ライセンス

Qt WebEngine モジュールは、ほとんどの機能を提供するために Chromium を使用しています。ビルドプロセスにおいて、Chromium はQt WebEngine Coreライブラリの一部となります。そのため、Qt WebEngine を配布する場合、Qt Project で開発されたQt WebEngine のライセンスと Chromium のライセンスの両方を遵守する必要があります。

Qt WebEngine モジュールの Qt 固有の部分は、The Qt Company から商用ライセンスで入手できます。または、GNU Lesser General Public License v3.0、GNU General Public License v3.0、GNU General Public License v2.0で提供されています。

Chromium部分には様々なライセンスで利用可能なコードが含まれており、最も制限の厳しいライセンスはGNU Lesser General Public License v2.1(LGPL 2.1)です。完全なリストについては、以下のサードパーティライセンスを参照してください。

LGPL 2.1への準拠

Qt Company では、商用顧客がQt WebEngine のバイナリと一緒にQt WebEngine モジュールのソースコードを配布することを許可しており、受領者がソースからQt WebEngine をカスタマイズしてビルドすることを許可しています。これには、商用ライセンスの Qt を使用したアプリケーションやシステムで、Qt WebEngine をビルドして使用することも含まれます。

また、WebEngine が商用のみの Long-Term Support リリース（LTS、長期サポートリリースも参照）の一部としてリリースされた場合でも、Qt Company はQt WebEngine モジュールの Qt 固有の部分を GNU Lesser General Public License v3.0、または GNU General Public License v3.0、または GNU General Public License v2.0 の下で利用できるようにしています。

サードパーティライセンス

Chromiumの一部としてソースに含まれているサードパーティライセンスは次のとおりです。