Q3DObject Class

Q3DObjectクラスは、3Dシーンのすべてのオブジェクトのためのシンプルな基本クラスです。詳細...

Header: #include <Q3DObject>
CMake: find_package(Qt6 REQUIRED COMPONENTS DataVisualization)
target_link_libraries(mytarget PRIVATE Qt6::DataVisualization)
qmake: QT += datavisualization
Since: QtDataVisualization 1.0
In QML: Object3D
Inherits: QObject
Inherited By:

Q3DCamera and Q3DLight

プロパティ

パブリック関数

Q3DObject(QObject *parent = nullptr)
virtual ~Q3DObject()
virtual void copyValuesFrom(const Q3DObject &source)
Q3DScene *parentScene()
QVector3D position() const
void setPosition(const QVector3D &position)

シグナル

void positionChanged(const QVector3D &position)

保護された関数

bool isDirty() const
void setDirty(bool dirty)

詳細説明

3Dシーン内のオブジェクトの位置情報を保持します。オブジェクトは、次元のない座標空間内の1点とみなされます。

プロパティの説明

[read-only] parentScene : Q3DScene* const

このプロパティは、読み取り専用の値として親シーンを保持します。

オブジェクトに親シーンがない場合、値は0である。

アクセス関数

Q3DScene *parentScene()

position : QVector3D

このプロパティは、オブジェクトの3D位置を保持します。

注意: 現在、位置は内部で処理されるため、このプロパティを設定してもQ3DCamera には影響しません。

アクセス関数

QVector3D position() const
void setPosition(const QVector3D &position)

通知シグナル

void positionChanged(const QVector3D &position)

メンバ関数 ドキュメント

[explicit] Q3DObject::Q3DObject(QObject *parent = nullptr)

デフォルトで位置が origin に設定された新しい 3D オブジェクトを構築します。オプションでparent パラメータを与えることができ、QObject コンストラクタに渡されます。

[virtual noexcept] Q3DObject::~Q3DObject()

3D オブジェクトを破棄します。

[virtual] void Q3DObject::copyValuesFrom(const Q3DObject &source)

3D オブジェクトの位置を、与えられたsource 3D オブジェクトからこの 3D オブジェクトのインスタンスにコピーします。

[protected] bool Q3DObject::isDirty() const

3D オブジェクトが変更されたかどうかを返します。

[protected] void Q3DObject::setDirty(bool dirty)

3D オブジェクトが最後の更新以降に変更された場合、dirtytrue に設定します。

isDirty()も参照してください

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