QEnvironmentLight Class

class Qt3DRender::QEnvironmentLight

Qt 3D シーン内の環境光オブジェクトをカプセル化します。詳細...

Header: #include <QEnvironmentLight>
CMake: find_package(Qt6 REQUIRED COMPONENTS 3drender)
target_link_libraries(mytarget PRIVATE Qt6::3drender)
qmake: QT += 3drender
In QML: EnvironmentLight
Inherits: Qt3DCore::QComponent
Status: Deprecated

プロパティ

パブリック関数

Qt3DRender::QAbstractTexture *irradiance() const
Qt3DRender::QAbstractTexture *specular() const

パブリックスロット

void setIrradiance(Qt3DRender::QAbstractTexture *irradiance)
void setSpecular(Qt3DRender::QAbstractTexture *specular)

シグナル

void irradianceChanged(Qt3DRender::QAbstractTexture *environmentIrradiance)
void specularChanged(Qt3DRender::QAbstractTexture *environmentSpecular)

詳細説明

QEnvironmentLightはキューブマップを使用してイメージベースライティング(IBL)を実装し、物理ベースレンダリング(PBR)と組み合わせて使用されることが多いテクニックです。キューブマップは通常、ハイダイナミックレンジ(HDR)画像に基づいており、増加した値の範囲を処理できる適切なOpenGLフォーマット(RGBA16Fなど)を使用することが期待されます。

QEnvironmentLightが必要とするキューブマップを作成するために使用できる様々なツールがあります。例えば

HDRI Havenは、上記のツールの素材として使用できるCC0ライセンスのHDR画像を多数提供しています。

プロパティ ドキュメント

irradiance : Qt3DRender::QAbstractTexture*

現在の環境放射照度マップテクスチャを保持します。

デフォルトでは、環境放射照度テクスチャはNULLです。

注意: このプロパティの正確な意味と使用方法は、マテリアルの実装次第です。

アクセス関数:

Qt3DRender::QAbstractTexture *irradiance() const
void setIrradiance(Qt3DRender::QAbstractTexture *irradiance)

通知シグナル:

void irradianceChanged(Qt3DRender::QAbstractTexture *environmentIrradiance)

specular : Qt3DRender::QAbstractTexture*

現在の環境スペキュラマップテクスチャを保持します。

デフォルトでは、環境スペキュラテクスチャは NULL です。

注意: このプロパティの正確な意味と使用方法は、マテリアルの実装次第です。

アクセス関数

Qt3DRender::QAbstractTexture *specular() const
void setSpecular(Qt3DRender::QAbstractTexture *specular)

通知シグナル:

void specularChanged(Qt3DRender::QAbstractTexture *environmentSpecular)

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